ロックマンクラシックスコレクション2 まとめ感想レビュー

今回は無印ロックマン後期の作品をまとめたロックマンクラシックスコレクション2のまとめ感想記事です。前作クラシックスコレクションと比べると7と8にグラフィックの進化、9と10にファミコンへの回帰が見られるのが特徴。ゲームシステムは「スーパーマリオとは違った高難易度アクションゲーム」として既に初代ロックマンでほとんど完成されていたといっても良く、ゲームシステムの改革は少なめ。シリーズを追うごとにアイテム収集要素やより遊びやすく調整されている印象です。

9と10はダウンロード専売で発売されたので、未プレイの方も多いのでは。私はリアルタイムで9だけwiiウェアで体験したほか、あとは未プレイでした。今年(2018年)10月には最新作のロックマン11も発売されましたね。本コレクションに集められた作品の概要を紹介します。

「ロックマンクラシックスコレクション2」/「Mega Man Legacy Collection 2」
カプコン 2017年8月8日
ジャンル:アクションゲーム
対応機種:PlayStation 4/ Xbox One/Windows PC(Steam)/Nintendo Switch

ロックマン7 宿命の対決!

©CAPCOM

難易度 ★★★★★★★★+
面白さ ★★★★

リアルタイムで触れることが無かったロックマン7。初リリース日は1995年3月24日です。スーパーファミコンによるグラフィックの正統進化で、序盤の展開からシリアスな世界観のXシリーズとは違って無印ロックマンはコミカル路線であることを感じられます。かわいらしいグラフィックのキャラクターやポップな色彩で明るい世界観です。

Xシリーズとは違って、本家ロックマンはコミカル路線 ©CAPCOM

ステージはこれまで最初から8ステージ選べていましたが、今作は4ステージから。もちろん、後半に展開があってステージが増えますよ。

ステージ選択は4択から。優柔不断な人でも選択しやすい?©CAPCOM


どれも初期装備のロックバスターで攻略できますが、アクションが苦手な人なら厳しい難易度。弱点武器を考えたり、何度もコンティニューしてボスの行動パターンを覚えていく事で乗り越えていきます。

ちなみにアイテムを掘り出さなくてもステージに散らばっている大量のネジを集めれば交換できる。©CAPCOM

ステージの道中にアイテムが埋まっており、それを犬のロボットで掘り出すことができます。しかし、ヒントが少ない。

プレイ時間は5~8時間ほど。前作クラシックコレクションから連続してロックマンを遊んでいたので、グラフィックの進化にSFC時代のドットグラフィックは良いなぁと思いました。ただ、既にXシリーズを全て体験した後だったので、ロックマンの動作がのろく、ジャンプアクションももっさりしているので変身強化パーツを手に入れるまでは大変でした。総じて難易度が高く、特にラスボスのワイリーカプセル7号が鬼畜でした。本作のラスボスは無印ロックマンの中でも最も難しいとされており、私はクラシックスコレクションの中断セーブ機能をフルに駆使して(コンティニューしまくって)どうにかクリアしました。当時リアルタイムで遊んでいたら発狂していただろうなぁ…。→攻略参考動画

ロックマン8 メタルヒーローズ

©CAPCOM

難易度 ★★★★+
面白さ ★★★★★★★★

ロックマン8メタルヒーローズは1996年12月17日に発売されました。個人的にロックマンシリーズの中で最も気に入った作品です。9と10はファミコングラフィックスに回帰したので、先月(2018年10月)最新作11が出るまでは本作がグラフィックが最も描き込まれたロックマンでした。

とにかくグラフィックが好み。おもちゃ箱のようなステージも。©CAPCOM


8はグラフィックが丁寧に作り込まれていて、全体の世界観が凄く好きです。明るい色調で、空中のステージやスノーボードで滑る氷の都市のステージ(鬼畜難易度)は印象に残っています。特におもちゃ箱のステージがお気に入りです。

アニメーションも入っており、作画のレベルも高い。さすがに4Kモニターでは解像度の問題があったが満足。©CAPCOM


本作ではアニメーションパートもあります。解像度に時代の流れを感じますが、作画のレベルはとても高いです。どれもキャラクターがかわいらしく、生き生きとして描かれています。

ネジを集めてロックマンの強化パーツを入手できる。アローショットが強力。©CAPCOM

本作ではステージに散らばるネジを集めてロックマンの強化パーツを集めていくのですが、全てのネジを集めても強化パーツがコンプリート出来ない仕様なのが残念。なお、この強化パーツがあるので素体となるロックマンの性能(ジャンプや動きのスピード)はちょっと抑え気味。ロックマンの成長要素とステージアイテムの収集要素との掛け合わせのシステムは良かったのですが、序盤で何も知らないでどうでもいい強化パーツを交換してしまうと後で困ることに。

クリア時間は4~7時間ほど。明るくてポップな世界観を楽しんでいるうちにあっと言う間にクリアしてしまった印象。もっとロックマン8の世界に浸っていたかったなぁ。難易度もこれまでのロックマンシリーズと比べると控えめ。ただ、強制スクロール(横移動)ステージのスノーボードは飛び抜けて難易度が高いので覚悟して挑みましょう。

ロックマン9 野望の復活!!

©CAPCOM

難易度 ★★★★★★★+
面白さ ★★★★★★

ロックマン9 野望の復活!!の初リリースは2008年9月22日。私がリアルタイムで遊んだ唯一のロックマン作品です。最新作なのにファミコングラフィックという所に興味をひかれ、Wiiウェアで購入しました。当時遊んだ時は手に汗握る難易度で何度も全滅したことが印象に残っています。あれから時間も経っていたのでもう一度初めからプレイしてみることにしました。コレクション版は当時発売されたDLCが全て入っており、クリアした後に解禁される他、タイトル画面で 「↑↓←→←→↓↑↑↓」と入力するとクリアしなくてもDLC要素を解禁することが出来ます。

チャレンジというやりこみ要素があり、すべて達成するのは大変ですがやりこみたい人には嬉しい要素。

チャレンジというやりこみ要素 ©CAPCOM

シリーズの中でも音楽、BGMがメロディックで印象に残る熱いものが多いです。スライディングも出来ず、ファミコン時代のロックマンに回帰したので難易度もそれ相応に向上していますが、カッコイイBGMで鼓舞されながら、くじけぬ心でステージクリアを目指していきます。

唯一の女形のボススプラッシュウーマン。何度か全滅しました ©CAPCOM


また、当時は気にしていませんでしたが、唯一の女形の敵キャラロボット「スプラッシュウーマン」が登場します。今考えるとこれまで撃破してきた敵役はみんな男型ばかりでした。
 
クリア時間は3~4時間程度。思った以上にあっさりとクリアしてしまいました。これまでロックマンシリーズを連続でクリアしてきているので、9程度の難易度ならスイスイクリア出来るようになったのかもしれないですね。

使用期限が過ぎたロボット達を説得するDr.ワイリー ©CAPCOM


敵キャラロボット達は元々人々の生活の為に開発されましたが、定められた使用期限が過ぎたために破棄される運命にあるロボット達です。このままではスクラップ…ワイリーの言うことにも納得出来るものがあり、考えさせられます。
 
※オマケ:ファミコン回帰ということで、海外パッケージ版も初代風のデザインに回帰したそうです。

海外版パッケージ

ロックマン10 宇宙からの脅威!!

©CAPCOM

難易度 ★★★★★★★★+
面白さ ★★★★★

ロックマン10 宇宙からの脅威!!はダウンロード専用ソフトとして2010年3月1日に発売されました。本作もコレクション版では当時のDLCが全部入っており、タイトル画面で 「↑↓←→←→↓↑↑↓」と入力するとクリアしなくてもDLC要素を解禁することが出来ます。

©CAPCOM


再びファミコン風グラフィックのロックマン。「ゲームの良さはグラフィックでは決まらない」と2Dアクションの作りで勝負する内容です。タイトル画面にあるとおり、ロックマンのお兄さん的存在であるブルースが使用可能です。ロックマンよりも被ダメージが高いので難易度は高め。ゲームスタート時に難易度を選ぶことが出来、easyにするとこれまでのどのシリーズよりも簡単な難易度になるそうです。私はノーマルで遊びました。

宇宙をテーマにしたキャラクター&ステージが多い ©CAPCOM

難易度は高めで、一部のボスは弱点武器が無いとかなり難しいです。まぁ、その高難易度をロックバスターのみで攻略するのが楽しいんですけど。

©CAPCOM

宇宙からやってきたといわれる「ロボットエンザ」(ロボット達の風邪)を巡る物語で、実はロックマンXシリーズとのつながりがある設定です。ロボットエンザに感染したロボット達を救うためにロックはブルースと共に立ち上がります。

即死ギミックはあるにはあるが、9よりはマシ ©CAPCOM

総プレイ時間は3~4時間程度。9はとにかく即死ギミックがとても多く、それが難易度を上げている印象でしたが10はボスキャラの動きや中ボスのダメージが難易度を上げています。E缶など回復アイテムを惜しみなく使って攻略しました。

総評

満足度:★★★★★★★★+

無印ロックマンとロックマンXシリーズをこれで全部制覇したのですが、無印はXシリーズと比べると極端な作品は無く、全ての作品が良質な2Dアクションゲームとしてまとまっている印象です。ロックマンなど過去の作品の情報をネットで探すと昔ながらの個人攻略サイトがまだ残っていたりして懐かしい思いをしました。

動きはもっさりとしていてXシリーズと比べるとアイテムや特殊武器を活用して先に進んでいくゲームバランス。即死ギミックも多いので慎重な操作が求められますが、E缶というライフを回復するアイテムが救済となり、多少のごり押しでもクリア出来ます。

どれも1周のボリュームが少ないため、ある程度まとまった時間やアクション慣れしている人がやれば一日でクリア出来てしまいます。なかなかゲームに時間が取れない社会人にも消化できる嬉しいボリュームと言えます。初見ではボスがどんな動きをしてくるか分からないため難しく感じますが、ある程度リトライしてボスの動きが読めるとノーダメージでクリア出来たり、そうしたプレイヤーの成長を実感出来る作りは気に入っています。

個人的にはロックマンシリーズは反射神経を鍛えられる良いゲームだなぁって思います。特に7のラスボスであるワイリーカプセル7号を自力でクリア出来るようになったときの喜びは大きくて。それ以降のラスボスが全て弱く感じるようになりました。

本作クラシックスコレクションではミュージアムモードで設定資料などが見られるほか、そのままボスと戦うことができます。装備はロックバスターのみですが、シンプルにボスといつでも戦う事が出来るのでノーダメージを目指したりとアクション好きには嬉しい仕様です。

動画

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参考・出典

ロックマンクラシックスコレクション2 公式

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