友人に誘われ、森アーツセンターギャラリーで行われている創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展にVol.2に行ってきました。
平日の雨天の午前に行ったので全く混むことなく、ほぼ並ばずに当日券を購入できました。外国人の観光客や団体客がほとんどだったと思います。
内容
今回はジャンプ展Vol.2で90年代のジャンプ黄金期と言われる作品が盛りだくさんでした。「ドラゴンボール」「こち亀」「ジョジョの奇妙な冒険」「幽遊白書」「スラムダンク」「遊戯王」「ダイの大冒険」….etc,今の20代から30代の人にとってはまさにこれらの作品とともに青春を過ごした人も多いでしょう。私も友人と懐かしい当時の話でかなり盛り上がりました。
生の原稿・原画の迫力は想像以上に良くて、白い修正液の箇所も生々しく間近で見ることができます。画集や完全版を含む単行本ではこのような修正の痕跡を見ることができないのでかなり貴重です。原稿用紙の片隅に捺印された集英社の判子も当時の空気を感じさせて、今まさに目の前にある原稿が元となり世界に発信されていったのだな、と感慨にふけったりしました。漫画で使われる効果線や黒塗りの箇所から分かる試行錯誤の跡が、デジタルでは分からないアナログな環境下での漫画家の職人魂を感じさせるものでした。
世界でも人気の「NARUTO」、「ONE PIECE」あたりは次回のVol3で開催されるようです。
最後に入場特典としてシールが配られます。
私は富樫先生の幽遊白書でした。
帰り際、ジャンプ図書館にも寄りました。
ジャンプ図書館では創刊から今に至るまでに刊行されたすべてのジャンプを直に手に取り読むことができます。創刊号などはボロボロでとても貴重なものですが、素手で普通に読むことができました。会場の内装は雑誌としてのジャンプをレンガのように積み重ねたり、合体させたような趣向が凝らされ中に入って滞在するだけでも面白かったです。
創刊50周年記念週刊少年ジャンプ展Vol2は2018年3月19日(月)から2018年6月17日(日)まで森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)で行われます。
まとめ
・デジタルでは分からない原画の職人魂を感じさせるボリューム満点の展示会。Vol2はジャンプ黄金時代を築いた作品が勢揃い。漫画好きなら絶対に後悔しない内容。
・マンガ好きな友達と行くと当時の懐かしい思い出話でかなり盛り上がること間違いなし。
・写真撮影できる箇所は一部の展示物のみ(ほとんどできない)。物販はここでしか買えないものが多く、大混雑。私が行った時はVol2の図録は完成しておらず(作成中で)予約申込制だった。
・外国人観光客が多く、日本の漫画コンテンツが世界で受け入れられ消費されていることを実感できる。