【保存版】過去作ポケモンの引っ越し移動方法総まとめ 無限入手ジラーチ(WISHMKR)、セレビィ(アゲト)も最新作へ

【保存版】過去作ポケモンの引っ越し移動方法総まとめ 無限入手ジラーチ(WISHMKR)、セレビィ(アゲト)も最新作へ

【保存版】過去作ポケモンの引っ越し移動方法総まとめ 無限入手ジラーチ(WISHMKR)、セレビィ(アゲト)も最新作へ

画像は海外版ポケモンコロシアムの予約特典ディスク限定の無限に入手できる幻のポケモンジラーチ


ポケモンは息の長いシリーズ(初代「赤・緑」1996年~)で、遙か昔に発売されたゲームボーイアドバンス(GBA)で発売されたポケモンから最新作に連れてくることができます。今回はそのポケットモンスターの引っ越し方法をまとめてみました。後半は実践編として、一番遠回りであろう海外版ルビー・サファイアから無限入手できるジラーチ(WISHMKR)をポケモンバンクへ持って行く方法を解説します。(ついでに国内版ポケモンコロシアム予約特典ディスクからセレビィも。)

引き継がれる情報や注意事項など

・過去に遡って段階を踏んで引っ越しする必要がある。同じDSのソフトでも第4世代と第5世代で移動が必要(ポケモンバンクが第四世代に非対応のため)。
・引き継がれるのは「おやの名前」、「ID」、「リボン」、「捕まえたボールの種類」。過去作でしか入手できないリボンもある。
・「出会った場所」は上書きされていき、「最初に捕まえた情報(日付、場所)」は残らない
引っ越し先は殿堂入り(シナリオクリア)を済ませておく必要があり、手間がかかる
・引っ越したいポケモンは「手持ち」ではなくあらかじめ「ボックス」に入れておく。
・一度GBAからDSなど次の世代に移したポケモンは二度と戻せず、トレーナー情報や捕まえたボールなどはすべて引っ越し前の情報を引き継ぐので、ニックネームの変更は引っ越す前に行う必要がある。
・ネットワーク通信(WiFi)が必要になるのは第5世代以降の「ポケモンバンク(ポケムーバー)」からで、このサービスが継続している限りGBAに遡ってからの移動は可能
・DSポケモン第5世代のポケモンをポケモンバンクに引っ越し→最新作の「ポケモンホーム」に移動するために「ポケムーバー」を使うが、ポケムーバーを使うには、遊ぶ気はなくても3DSのポケモンソフト一本が必要になる(シナリオをクリアする必要は無い)。

引っ越しが出来るのは第3世代から。第3世代から第4世代へは「パルパーク」を使う

ポケモンを引っ越しできるのは第三世代から

ポケモンを引っ越しできるのは最も遡って第三世代から。

ポケモンは古く遡って第三世代と言われるルビー・サファイア・エメラルド、ファイアレッド・リーフグリーンから最新作まで持って行く事が可能です。これはポケモンの仕様(データ構造など)がGBAのルビー・サファイア時代に確立したからで、それ以前の初代GBの赤緑青ピカチュウや金銀クリスタルは内部の仕様が異なるため互換性がありません(初代赤緑青黄や金銀クリスタルでも3DSで配信されているVC版はポケモンバンクを経由して連れて行くことが可能です。)。連れて行くにはそれぞれ段階を踏む必要があり、第3世代から第4世代に連れて行くには第四世代内のパルパークという機能を使います。

■必要なもの
・引っ越ししたいポケモンが居る第三世代 (ゲームボーイアドバンス→ルビー・サファイア・ファイアレッド・リーフグリーン・エメラルド)
・パルパーク機能を解放(シナリオクリア)したポケモン第四世代(NintendoDS:ダイヤモンド・パール・プラチナ・ハートゴールド・ソウルシルバー)
GBAが遊べるダブルスロットのある初代DSとDsliteのどちらか

注意すべきはGBAカセットとDSカセットが同時に接続できる初代NintendoDSとDSliteのどちらかが必要になるということです。
「パルパーク」は引っ越し先の第四世代の中で殿堂入り後、解放する必要がありますダイヤモンド・パール・プラチナ(場所は221番道路)では1日に一回しか送れないので注意が必要です。そのため引っ越し先でお勧めはハートゴールド、ソウルシルバー(場所はセキチクシティのサファリゾーン跡地)で、これらのタイトルは1日の引っ越し制限がなく、時間制限なく1日に何回でも何匹でもGBAから引っ越しすることができます。

秘伝わざを覚えているポケモンは連れてくることができないので、第三世代内の忘れ親父に頼んで忘れさせる必要があります。
■忘れ親父の場所(R・S・Em・FL・LG)
・ルビー・サファイア・エメラルド→ミナモシティ
・ファイアレッド・リーフグリーン→セキチクシティ

第4世代から第5世代は「ポケシフター」を使う

第四世代から第五世代への引っ越し

第四世代から第五世代への引っ越しにはポケシフターを経由する。ピンボールみたいなミニゲーム。

■必要なもの
・引っ越したいポケモンの入ったポケモン第四世代(NintendoDS:ダイヤモンド・パール・プラチナ・ハートゴールド・ソウルシルバー)
・殿堂入り後、ポケシフターを解放したポケモン第五世代(NintendoDS:ブラック・ホワイト・ブラック2・ホワイト2)
ニンテンドーDS2台

同じDSのソフトですが第4世代から第5世代では移動の手続きが必要です(ポケモンバンク、ポケムーバーが第4世代に非対応のため)。移動には第5世代の「ポケシフター」という機能を使います。ポケシフターを解放させるには、ブラック・ホワイト、ブラック2・ホワイト2をシナリオクリア後にホワイトホレスト(ブラックシティ)の左にある15ばんどうろのシフトファクトリーを解放させておく必要があります。

ポケシフターはピンボールのようなミニゲームです。第5世代のシフトファクトリー施設内にて手続きをしますが、ミニゲーム自体は第4世代のDSで操作します。あらかじめ移動したいポケモンをボックスにいれた第4世代が入ったDS本体から「DSダウンロードプレイ」を選択し、移動したいポケモンを選んでミニゲームを使って捕獲します。

秘伝技を覚えたポケモンは持って行けないので忘れ親父を利用して秘伝技を忘れる必要があります。
■忘れ親父の場所(D,P,Pt,HG,SS)
・ダイヤモンド・パール・プラチナ→ミオシティ
・ハートゴールド・ソウルシルバー→フスベシティ

将来的に大量にポケモンを移動したい場合はブラック2・ホワイト2の方がボックスのポケモンをまとめて移動整理出来るので便利です。

第5世代から第6世代以降は「ポケムーバー」経由で「ポケモンバンク」を使う

第五世代から第六世代以降へはポケムーバーからポケモンバンクへ移動する

第五世代から第六世代以降はポケムーバーからポケモンバンクに移動する。

第五世代から第六世代以降は「ポケムーバー」を使って「ポケモンバンク」に移動します。「ポケモンバンク」にまで到達できれば、あとは第七世代まで持って行くことができ、「ポケモンホーム」に移動することで最新作に連れて行くことが可能です。秘伝技を覚えていようがいまいが関係なく送れます

■必要なもの
・引っ越ししたいポケモンの入ったポケモン第五世代(NintendoDS:ブラック・ホワイト・ブラック2・ホワイト2)
・「ポケモンバンク」を起動するための第六世代以降の3DSのポケモン(X・Y・オメガルビー・アルファサファイア・サン・ムーン・ウルトラサン・ウルトラムーン)
・「ポケモンバンク」およびポケモンバンク内からダウンロード出来る「ポケムーバー」
・通信環境が必須。本格的に移動するにはポケモンバンクの課金が必要(年間500円税込)

無線通信環境が必須で、DSに組み込まれた無線機能が古いために電波が安定するルーター近くでの通信がオススメです。ポケモンバンクは通信に失敗すると一定時間(15分ぐらい?)サーバーが使えなくなる場合があります

注意点として、ポケモンバンクは第5世代単独では起動しません。第5世代から引っ越しに必要な「ポケムーバー」は「ポケモンバンク」を起動後にインストールする仕組みのため、必ず第6世代以降の3DSのポケモンソフトをどれか一つ持っている必要があります(3DSのポケモンは最初の3匹を捕まえる所まで行っていれば大丈夫?かも。未検証。)。

ポケムーバーでは第五世代の「ボックス1」に入っているポケモン全てがポケモンバンクに移動されます。移動したいポケモンをわざわざ「ボックス1」に移動する必要があるので、まとめて移動できるブラック2・ホワイト2は移動先に便利です。

ポケムーバーからきたポケモンは転送ボックスに入っている。転送ボックスのポケモンを移動させないと再びポケムーバーを使って移動することはできない。

ポケムーバーからポケモンバンクに移したポケモンはポケモンバンクの転送ボックスに入っています。転送ボックスのポケモンを空にしないと再度ポケムーバーを使うことはできないので、適当な場所に移動しましょう。下画面はポケモンバンクと連動している3DSのポケモンソフトのボックスで、ポケモンバンクのボックスは上画面で操作します。

ポケムーバーは「ボックス1」しか送れないため、沢山のポケモンを移動したい場合は、
「移動したいポケモンをボックス1に入れたBW,BW2を差し込んでポケムーバー起動し、移動」→
「3DSのポケモンソフトを差し込んでポケモンバンクを起動してポケモンを移動する」→
「BW,BW2を起動して、移動したいポケモンをボックス1に移動して再びポケムーバーを起動してポケモン移動」→
「3DSのポケモンソフトを差し込んでポケモンバンクを起動しポケモン移動」
の手順を繰り返す必要があります。

ポケモンバンクとポケムーバーが旧世代と新世代を繋ぐ架け橋

再度書きますが、ポケムーバーをダウンロードするにはポケモンバンクの起動が必要で、ポケモンバンクを起動するには3DSのポケモンシリーズが必要です。第5世代のDSソフトだけではポケモンバンクに送れないので注意です。3DS以降のポケモンを遊ぶが無くても引越し移動するために必要になります。

第六世代以降の引越し

ポケモンバンクに移動したポケモンは第六世代では自由に行き来できますが、第七世代のサン・ムーン、ウルトラサン・ウルトラムーンに一度移動したポケモンは第六世代に移動できません。ポケモンの世代間の移動は常に片道切符です。

ポケモンバンクからポケモンホームへ 第8世代(ソード・シールド)以降への引っ越し

ポケモンホームへの引っ越しは拍子抜けするほど簡単になっている。


ポケモンバンクからポケモンホームへは課金をした上で、ポケモンホームから番号を表示し、ポケモンバンクのほうで移動したいポケモンをボックス単位で指定します。大量のポケモンを一度に簡単に移動することもできますが、移動したポケモンは2度と戻せません。

実践編:北米版ポケモンコロシアム予約特典ボーナスディスクのWISHMKRジラーチと国内版ポケモンコロシアムのアゲトセレビィを最新作へ連れて行ってみる

必要なものを揃えるのが一番大変


では、実践編として北米版ポケモンコロシアム予約特典ディスクで事実上無限に入手できる幻のポケモンジラーチ(WISHMKR)と、ついでに国内版ポケモンコロシアムの予約特典ディスクから貰えるセレビィ(アゲト)を移動してみます。

■無限入手可能なジラーチ(WISHMKR)に必要なもの
北米版ゲームキューブ (約1万円でアメリカのAmazon.comで個人輸入)
北米版ルビーサファイア (私の場合はフリマサイトで北米版サファイアを約6000円程度で購入)
北米版ポケモンコロシアムボーナスディスク(約1万円でAmazon.comで個人輸入)
・ゲームボーイアドバンスorゲームボーイアドバンスSP
・ゲームキューブ用GBAケーブル

どれも用意するのが大変なものばかりです

北米版ポケモンコロシアム予約特典ディスク自体が手に入りにくい上、ゲームキューブ本体も北米版が必要です。

北米版GC

注意すべきは北米版のルビー・サファイアで、大量に海賊版が出回っています。

北米版ルビーサファイアの正規ROM

北米版ルビーサファイアの正規ROMを入手する必要がある。大量に海賊版が出回って居る。

ジラーチを入手するには正規版ROMである必要があり、その見分け方はカセットのラベルにラメ加工が施されており、うっすらと製造番号が入っているかなど目視で確認するか、確実なのは電源を入れた後の時計電池切れのメッセージで判別が可能です。

海外正規ROMは内臓時計電池切れに正しくメッセージが表示される。

海外正規ROMは内臓時計電池切れに正しくメッセージが表示される。

上記の入手しにくい3点を揃えることができれば、あとは国内版のGBA(GBASP)で大丈夫です。GCとGBAを繋ぐケーブルも国内版でOK。

ジラーチ(WISHMKR)を入手する


ジラーチを受け取るにはあらかじめ北米版ルビーサファイアでポケモン図鑑(POKeDEX)を入手するところまで進める必要があります。最序盤なのでそれほど時間がかかりません(博士を最初の3匹で救助したあとライバルと話し、博士の研究所に戻ればよく、道中ポケモンセンターの街も通る。)。また、一つのROMでもセーブデータを消せば再度受け取ることが可能で、事実上無限に入手できます

受け取り方は海外版ポケモンコロシアム予約特典ボーナスディスクを北米版GCで起動して「JIRACHI Special Gift」を選び、あとは画面の指示に従うだけです。

今回入手したのが以下のジラーチです。

WISHMKRジラーチ

特に難しい操作する必要もなく、簡単に入手できた


無事に入手できましたが、このままでは国内版第四世代のパルパークを経由して将来先のポケモンバンク(そしてポケモンホーム)に移動することができません。移動するには国内版第三世代と通信ケーブルを使って通信交換をする必要があります。

国内版第三世代と通信ケーブルで通信交換する

北米ROMで受け取ったジラーチを国内版に持っていくには有線ケーブルでの通信交換が必要


幸運なことに、第三世代は国内版と海外版とでポケモン交換が可能です。ただ、ジラーチを受け取った北米版ROMはルビー・サファイアなのでワイヤレスに対応しておらず有線のGBA専用通信ケーブル(AGB-005)を用意して交換する必要があります。GBAやGBASPが一台しかなくてもGCのゲームボーイプレイヤーでも代用可能です。

二つのソフトで有線部屋に行き、交換する

北米版と国内版と有線で交換する。このとき、ジラーチの名前の文字数が削られていることがわかる。

無事国内版エメラルドに海外版サファイアで受け取ったジラーチを送ることができた。

国内版にポケモンを移したときに「JIRACHI」の名前が文字数制限で「JIRAC」になりますが仕様です。

ついでにポケモンコロシアム産のアゲトセレビィも入手

子供の頃には手に入らなかったポケモンコロシアム予約特典ディスク


ついでに国内版ポケモンコロシアム予約特典ディスクでもらえるセレビィ(アゲト)も入手しておきました。私は一時期ポケモンを引退して全て売ってしまった時もあったけれど、唯一残ったのがGCのポケモンコロシアムのセーブデータ。当時の私はダークボケモンを全てリライブさせておくほどやりこんでいたので、予約特典ディスクさえあればすぐにでも入手できる状態でした。コロシアム予約特典ディスクは当時持っていなくて、あの時子供だった自分にはヤフオクしかないのですが敷居が高く、さらに値段も高くて手が出ませんでした。つい最近フリマサイトで5000円程度でようやく入手できました。

特に条件がなく最序盤にジラーチがもらえる北米版と違い、国内版はポケモンコロシアムのストーリークリアとストーリーで出会う全てのダークポケモンのリライブが条件なので最初からやろうとするとかなり大変です

ポケモンコロシアム(2003、GC)でストーリーをクリアし、スナッチしたダークポケモンを全てリライブする必要がある。全48匹

ポケモンコロシアム(2003年、GC)でストーリーをクリアし、スナッチしたダークポケモンを全てリライブする必要がある。全48匹

十数年の時を超えて手に入った幻のポケモンセレビィ

十数年の時を超えて手に入った幻のポケモンセレビィ

ずっと眠っていた十数年前の自分のセーブデータ呼び起こし、本当に長い時を超えて受け取ることができた幻の時渡りポケモンセレビィ。正直、受け取った時は感動しました。

ちなみに国内版は通常48匹分のセレビィをGBA第三世代に送ることができます。が、とにかく手間がかかります。なぜなら、送りたいGBA版のストーリークリア(殿堂入り)が条件になっているからです。

友達にも48匹のセレビィをおすそ分け出来るが…

まさかの殿堂入りしたデータじゃないと受け取れないという…。

適当にGBAの中古ソフトを買って受け取ろうとしてもクリアしていないデータだと受け取れないという仕様。国内版は受け取るのに条件がとにかく厳しくめんどくさい仕様ですね。(幻のポケモンを序盤から連れて旅パに加えるのは国内版だと難しい。)

で、以下が今回受け取った、おや名「アゲト」のセレビィです。

今回入手したセレビィ。十数年の時を実際に超えてやってきた。

ついでに、おや名「コロシアム」のでんきだまピカチュウも受け取っておきました。

親名コロシアムのピカチュウはコロシアムゲーム内のポケクーポンの称号をシルバー(累計5000ポイント)以上にして拡張ディスクを起動することで受け取れる。

GBA版ソフトと通信交換するにはコロシアムのほうでストーリークリアする必要があります。

ポケモンを移動するには何をするにしてもストーリークリアが条件で大変

第3世代から第4世代へ引っ越し。「パルパーク」機能を使ってみる。

ダブルスロット機能があるDSにGBAとDS第四世代ポケモンを差し込み起動。移動先でお勧めはハートゴールド、ソウルシルバー。

では、受け取ったポケモンを未来へ移動させましょう。ダブルスロット機能がある初代DS or DSLiteで引っ越ししたいポケモンを入れたGBAと引っ越し先の第四世代ポケモンDSソフトを入れます(移動したいポケモンはボックスに入れ、ポケモンは6匹以上にしておきます)。お勧めは日付縛りのないハートゴールド、ソウルシルバーです。その状態で第四世代を起動すると、レポートを選ぶ画面の下に「○○からつれてくる」というメニューが表示されます。

あらかじめ第四世代のほうで殿堂入りして、パルパークを解放させておく必要があります。

パルパーク はハートゴールド、ソウルシルバーではセキチクシティのサファリゾーン跡地にある。

セキチクシティで初代でサファリゾーンがあった場所にパルパークはある

パルパークはハートゴールド、ソウルシルバーだとカントー地方のセキチクシティにあります。パルパークは捕獲ショーの体裁でエリア分けされており(そんなに広くない)、GBAから送ったポケモンのタイプによりどこの地形エリアで出やすいかが変わるようです。

パルパークには水場、森、岩場などがあり、送ってきたポケモンのタイプ別にどこに居るか出現率が割り当てられる

無事ジラーチと再会


しばらく探索を続け、無事ジラーチと再会できました(岩場エリア)。パルパークで渡されるボールは100パーセント捕獲成功します。トレーナーが「もどれ(ポケモン名)!」と言うのが印象的。

セレビィと再会


セレビィとも再会(森エリア)しました。当時手に入らなかった幻のポケモンが野生で出現しているかのような演出で、ワクワクドキドキします。

連れてきたポケモンを詳しく見ると、ジラーチの英語表記の名前の文字数が戻っています(JIRAC→JIRACHI)。また、以前は知らなかった一面も。どうやらこのジラーチはすなおだけど、ちのけがおおいようです。

ジラーチの本性

まさか「ちのけがおおい」子だったとは…。

セレビィのほうは食べるのが大好きだそう。

たべるのがだいすきなセレビィ

リボンなどは全て受け継がれるので、送る前に過去作限定のリボンをつけてもいいかもしれませんね。

第四世代から第五世代へ。「ポケシフター」機能を使ってみる。

引っ越したいポケモンを入れた第4世代のDSでダウンロードプレイでポケシフターを操作する


つぎに、第4世代のポケモンを第5世代へ移動させましょう。先に第五世代ポケモンにてシナリオクリアしてポケシフターを解放させておきます。

2台のDSを使い、引っ越し先のBW,BW2にてシフトファクトリーに向かい、ポケシフター起動の準備をします。

ブラックホワイト、ブラック2ホワイト2にてポケシフターを解放する。お勧めは続編の2のほう。上記画像は無印。

引っ越し先のシフトファクトリーでポケシフターを別のDSにダウンロードできる状態にしておく

あらかじめ引っ越したいポケモンをボックスに入れておきます。

あらかじめ第4世代ポケモンで移動したいポケモンをボックスに入れておく。

ポケシフターのピンボール風のミニゲームは第4世代のポケモンを入れた方のDSで行います。操作はタッチパネルのみです。ポケモンによって跳ね回る速度に違いがあり、個性がつけられているのにこだわりを感じます。体重が重いポケモンは重かったりしますし、今回で言えばセレビィは韋駄天のように早い動きで捕まえるのに苦労しました。(時間制限があるが、やり直しもきくので気にしなくても良い。)

操作するのは第4世代ポケモンを入れたDSのほう。ポケモンによってすばしっこかったり、ゆっくり動くタイプがいる。セレビィは超高速だった。

無事に第五世代に連れてくることができました。

無事に第五世代まで連れて行くことができました。ここから先は一気に楽になりますが、オンラインサービスの「ポケモンバンク」「ポケモンホーム」への課金が必要となります。

第六世代以降へ。「ポケムーバー」「ポケモンバンク」

ポケムーバーを入れるにはポケモンバンクが必要で、ポケモンバンクを起動するには3DSのポケモンが必要!


第5世代から第6世代以降はポケムーバー経由でポケモンバンクに移しますが、ポケムーバーをDSに入れるためにはポケモンバンクの起動が必要で、ポケモンバンクを起動させるためには遊ぶ気がなくても第6世代以降の3DSのポケモンソフトが必要です

このポケモンバンクが旧世代と最新世代を繋ぐ最後の砦であり、このサービスが継続している間は過去作限定のリボンや特別なポケモンを送ることが可能です。

準備として送りたいポケモンを第五世代bw,bw2の「ボックス1」に詰め込んでおきます。ソフトを挿した状態で「ポケムーバー」を起動します。安定した通信環境が必要なので無線ルーターの近くで行いましょう。

bw,bw2のボックス1のみが丸ごと送られる


この時、ポケモンのデータにチェックが入り、不正なポケモンは「中身に問題があるポケモン」として除外されるので注意しましょう(初代VC産の裏技で作ったミュウ、ダイパの謎のばしょ産アルセウス(アルセウスはレベル100の個体しか存在しないため。)など)。正規のポケモンなのに弾かれる場合は、努力値を疑ってみましょう(努力値の仕組みが変更されているため、努力値上限を超えていたりすると不正なポケモンとして弾かれるケースがあるらしい)。

ポケモンバンクに移したポケモンは「転送ボックス」に入っているので、そこからは自由に第6世代(X,Y,OR,AS)に移すも良し、第7世代(S,M,US,UM)に行くもよし、一気にポケモンホームを経由させて第8世代(ソード・シールド)まで持って行くも良しと自由です(ただし世代間移動は一方通行)。私の場合は子供の頃には出来なかった第六世代で旅パーティーに加えて一緒に冒険しようと思います。殿堂入りすればリボンも付きますしね。

ポケモンバンクに送れば第6世、第7世代、そしてポケモンホームで最新作へと送れる。

感想:ポケモン社は本当に粋な計らいをしてくれていると思う

私がポケモンに復帰したのは株を持っているDeNA(過去最大級に大きな含み損を抱えていますが)のスマホアプリ「ポケモンマスターズ」に触れてみたことがきっかけです。そこからSwitchのソードシールドで本格的にポケモンを再開し、徐々に過去作にも手を出しています。

感想として、ポケモン社、任天堂は本当に粋なことをしていると思います。なにせ十数年前の古いポケモンソフトから最新作にまでポケモンを連れてくる事ができるのですから。そこまでサポートしてくれる姿勢が素晴らしい

こんなに過去の積み重ねが無駄にならない、ずっと過去一緒に冒険をしたポケモンを連れてこれるというのは、ポケモンと共に大人になった世代としてかなり感慨深いものがあります。当時ポケモンを遊んだ人の中には子供が居る人もいるでしょうし、そうした人は親子でポケモンをプレイしているという姿も想像出来ます。

こんなにポケモンというIPが長続きし、昔のデータを引っ張ってこられるとは当時は想像もしていませんでした。一時期ポケモンを引退して昔のポケモンソフトを売ってしまって本当に後悔しかないですね(当時GBAのサファイアで一個しか入手できないゴージャスボールで何度もリセットして捕獲したカイオーガを連れて行きたかった)。

ただ、過去作から連れてきたポケモンは最新ルールのレート対戦では使えませんし、最新作へ連れてくる壁としてオンラインサービスに依存していることがあります。もし将来ポケモンバンクがサービス終了してしまったら過去作のポケモンは最新作まで連れてくることが出来なくなるので、ポケモンバンクの上位版であるポケモンホームが出た今、未来永劫ずっとこのやり方が出来るという訳ではないでしょう。

最後にどうしても書き残しておきたいのは、唯一手元にあった子供の頃遊んでいたポケモンコロシアムのデータを目覚めさせて、セレビィを入手したときには心の底から感動したということです。自分の過去と現在が点と点で繋がったというか・・・。10代の頃はゲームだけが心の支えであり、ポケモンコロシアムも当時の自分を支えてくれた一本でした。あの時頑張ったデータが今になっても使えて、当時手に入れられなかった予約特典ディスクを使って、まさに時渡りポケモンセレビィらしく十数年の時を超えて未来に持って行けるという体験は、ポケモンでしか出来ない体験でしょう。

GameImage ©2020 Pokémon. ©1995-2020 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.

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