語学や筋トレ、絵の上達、楽器演奏やスポーツ、作曲技術の向上など長期的な練習でようやく成果が見えてくるような取組は毎日の練習の積み重ねが大事です。ただ分かっていても、なかなか難しいですよね。現代はSNSですぐに返事が貰えるといったように、行動から直ぐに結果・フィードバックが貰える世界です。浮かんだ疑問はGoogle検索ですぐに解決できてしまいます。便利な世界ですが、それに慣れてしまうと成果がでるのに長期間かかるものは達成感を感じづらく、モチベーション維持が難しくなります。そこで、継続のための達成感を与える仕組み作りが大事になります。本記事では私の体験から継続するために重要だと思うポイントをまとめました。
目次(Contents)
「小さなゴール、小さな達成」を積み上げる。
何事も達成感がないと長続きしません。毎日取り組むに当たって「ここまでできれば良い」という明確な目標を決めておきましょう。自分の努力をノートで記録しておくなど、自分の努力を見える化しておくことが大事です。後で見返すことによって、「自分はここまで頑張ってきたんだ」と励みになります。
if-thenルール
いつ、どんなときに行動するかを事前に決めておき習慣化しておくことも有用です。というのも人は惰性で生きるので、日常の雑務に流されてしまい結局取り組むべきことを後回しにしてしまって続かないからです。
これはif-thenルールとも言い、「アレをしたらこれをしよう」と行動と時間をセットで結びつけておくテクニックです。歯磨きや入浴はわざわざ意識しないでもできますよね。それは、それらの行動がすっかり習慣として行動と結びついているからです。
if.朝起きたら→then.歯磨きをしよう
if.帰宅したから→then.お風呂に入ろう
if.散歩した後は→then.シャワーを浴びよう
「取り組む時間」を決めておく
私の場合はタイマーを使って取り組む時間を管理しています。スマフォのタイマーでも良いのですが、スマフォはゲームやSNSなどの余計なアプリが入っていて気が散ってしまうのでアナログなバイブレーションタイマーがお勧めです。振動式タイマーは音が出ないため、外出先でも使用できるのが便利です。私は20分単位に設定し、活用しています。締め切り効果も相まって集中して取り組めますし、集中のON,OFFの切り替えに大活躍です。日常にリズムを作ることで継続して努力ができやすくなります。
私は下のタイプのバイブレーションタイマーを色違い含め八本ほど買っています…。白は汚れが目立つので白以外がお勧めです。
ただ、時間でガチガチに分単位で詰め込んだスケジュールを立ててしまうとプレッシャーになり、目標が達成できなくなったとき一気に崩れやすくなるので注意が必要です。
完璧主義にならない
完璧主義ほど継続して努力することを妨げるものはないでしょう。目標や日課を決めるのにも、「毎日ここまでできればOK」と無理のないラインに設定することが大事です。あるときは調子が乗って60分できたけれど、次の日は体調が悪く5分しかできなかった、という時もあります。そんな自分を許しましょう。一日1分でも、5分でも取り組めていたら、何もしていないときよりも確実に前に一歩前進しています。一日1分の努力でも一年365日継続できれば365分(6時間)も努力できたことになりますね。
何より完璧主義な目標を設定してしまうと、それが達成できなくなったときかなり落ち込みますし、自己嫌悪に陥ります。絶対に無理の無い範囲で計画を立てることを意識しましょう。
最初に設定した日課ができないのなら挽回しようと次の日に重い目標を立てるのでは無く日課の量を減らしましょう。前日に出来なかった分を取り戻そうとするのではなく、今の自分に実行できるレベルの目標を立てるようにします。
まとめ
人は自分で努力した結果、成長していくのを実感することで達成感を得てモチベーションが続きやすくなります。日常の中に細かく達成感を感じられる仕組みを作ることで、目標達成に向けた努力が継続出来るようになるのです。
◆参考
・プロ絵師から学ぶ絵の上達法:一線で活躍する絵のプロから絵の上達法についての話をまとめたnaverまとめ記事です。