睡眠不足の害についてのまとめ

睡眠不足の害についてのまとめ
以前、心の快復力(レジリエンス)の記事でも書いたのですが、大体の身心の不調は良質な睡眠をとることで解決すると言ってもいいぐらいです。今回は睡眠の大切さを実感出来る、睡眠不足に陥った時に感じたデメリットや傾向などをまとめました。

ネガティブな感情に注意が向きやすくなる

睡眠不足で最も実感するのがメンタル面の不調ではないでしょうか。

冗談を冗談として聞けなくなる。イライラしやすくなる。
焦りや不安が高まる。悲壮感や焦燥感が増す。

しっかり睡眠をとっていれば受け流せるネガティブな感情が受け流せなくなり、漠然とした不満感で不幸な思考に陥りやすくなります。また、どこか常に緊張してピリピリしており、呼吸も浅くなり息苦しい感じもします。睡眠が足りていない時は周りは敵だらけみたいな孤立感も高まる感じがします。私の場合睡眠不足だとちょっと失敗しただけで「もう自分はダメだ」と極端にマイナス思考に陥ることもあり、全体的に睡眠不足が不幸感を高めるのは間違いないでしょう。

生産性が落ち、集中力、学習効率が下がる。

普段なら移動時間や隙間時間に勉強していたけれど、睡眠不足だとボケーッとしたり、ダラダラネットサーフィンやスマホゲームをいじったりして、本来しようと思っていた生産的な行動が出来なくなり怠惰に流れやすくなります。

極端な選択をとってしまいやすくなる。

睡眠不足の時ほど極端な選択行動をしてしまいがちになります。普段よりも無駄な買い物も多くなりますし、抑制もきかなくなります。

特に株式投資など大きな金額を動かす判断は注意が必要です。私の場合は寝不足と株価暴落が重なり、不安の余り直ぐにナンピン買いをして結果的に更なる大損を被ったりもしました。睡眠不足だと極端にリスクをとる選択肢を選んで一発逆転を狙おうとしたり、とにもかくにも選択の振れ幅が極端になることを実感しています。大きな決断や判断をする前は絶対に良質な睡眠をとることにしましょう

身体のデメリット

身体面でのデメリットは、

・太る(お腹がすいていないのに何か食べたくなる。スナック菓子や甘い物など刺激の強い食品を沢山食べがちになる)。
・筋肉が成長しなくなる。
・肌の質が低下して見た目が老ける。

成長ホルモンの分泌が悪くなるので子供だったら身長も伸びなくなるし、学力も低下するし良いことはありませんね。現実逃避で夜中までゲームやスマホばかりいじっていると知らず知らずのうちに深刻なダメージを受けている事も・・・。寝不足は自律神経にもダメージが行くので、視力も乱視が進んでぼやけた感じがします。

睡眠の質を低下させる行動

睡眠の質を低下させる要因は、

・寝る前にパソコンやスマホ、ゲームなどの電子機器類に触れる。
・不安や心配事を抱え込んだ状態でベッドに入る。
・日中の運動不足(体が疲れていないと寝付きが浅くなる)

ですが、私の場合は特に寝る前に電子機器類に触れることが特に大きいですね。不安や心配、焦りで眠れない時は自分の感情や思考を紙に書き出す筆記開示を強くお勧めします。

睡眠はやっぱり必要なもの。しっかり寝よう!

自分では大丈夫だと思っていても、思いのほか悪影響が出るのが睡眠です。

私が睡眠の質を改善するのに効果的だったのは、
・日中しっかりと太陽を浴びて運動をする。
・寝具にラベンダーのアロマオイルを使う。
・寝る前にパソコンやスマホを触らず、神経を落ち着かせる。
・オレンジグラスを付ける。
・iHerb等で売っている海外製のメラトニンサプリを飲む。

ですが、忙しくなればなるほど睡眠の重要性が忘れられ、つい連日夜更かししてしまうのが難しい所ですね。どうにも最近不安感が持続している、周囲の人を信用できなくなり、嫌われている感じがする、どこか緊張してピリピリしているという時は睡眠不足の可能性が大きいので睡眠を見直してみるのがお勧めです。仕事でも何でもそうですが、真面目で一生懸命頑張ってしまう人ほど休息は必要ですよ!

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